GBR最南端
グレートバリアリーフと一言で言っても全長2000キロ以上。北はパプアニューギニアから南はブリスベンのすぐ上まで伸びている巨大なサンゴ礁である。最近活動のベースがケアンズから離れグレートバリアリーフでのダイビングの機会が減ったのだが、今まで19年ほどもぐってきた中でも印象に残るポイントの一つがレディエリット島である。
まさしくGBRの最南端、一連のリーフから少し離れた小島のようにぽつんと存在するこの島の周りのダイビングは、今までぼくがGBRで潜ってきたダイビングの中でも強く印象に残るものである。GBRといえばケアンズからのアクセスが最も有名だが、ブリスベンからも気軽に行ける範囲にあるレディエリオット島は、外洋に面しているため透明度は年間を通じよく、マンタやザトウクジラなどの遭遇率も高い。水が澄んでいるにもかかわらず栄養分が豊富なのか魚影も濃く、大物・小物両方が楽しめるポイントでもある。
以前はバンダバーグからダイブクルーズがこのレディエリオットにも行っていた事があるが最近そういたスケジュールで運行されているかどうか確認できていない。ただ、このバンダバーグから出るGBR南部を巡るダイブクルーズもレディエリオットに定期的に行くことはないがお勧めである。バンカーグループと呼ばれるいくつかのリーフをめぐるクルーズだが、ここもマンタの遭遇率はGBR随一といっても過言ではないし、ケアンズ周辺とは雰囲気の違うサンゴ・水中生物・景観に驚くだろう。
以前から限られたダイバーには人気のあったGBR南端部。もっともっとメジャーになって欲しいものである。
レディエリオット島へのアクセスは飛行機が一番便利だろう。フライト24時間前はダイビングができないとされているので少し余裕を持った日程で島に滞在してもらいたい。今年からは、オーストラリア有数の日本人名ガイドがコーディネートするということでダイバーにとっては頼もしい存在になるだろう。



