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SDI TDIインストラクターアップデートトレーニング2022 西伊豆 獅子浜

SDI TDIインストラクター向けのアップデートトレーニングを伊豆の獅子浜で開催しました。

インストラクターにとって、安全に潜るために最も大切な要素は、予防です。
そして、予防について深く理解するには、もしもの時の対応がきちんとできるようにトレーニングを続けることも大切です。
自然と人を相手にするダイビングでは、想定外のトラブルが起こることもあり得ます。
またこのような考え方を持つことで、安全のための予防がより確実になります。

継続したトレーニングやアップデートによるブラッシュアップが大切なことを知っているインストラクターは多いと思いますが、
実際にトレーニングを続けることができるSDI TDIインストラクターは、その行動こそが、インストラクターとしての信頼の証です。

今回は、レスキュートレーニングと応急処置トレーニングの二本立てです。

まず朝から海にてレスキュートレーニングです。
今回は、SDI TDIが提案するより洗練されたレスキュー手順のトレーニングや、事故テクニカルダイバーに遭遇した時の対処法などをトレーニングしました。
通常のレスキュートレーニングとは画一的なマニュアルに基づいたものが多いと思います。
たしかに基本はとても大切でマニュアル化して学ぶことは何倍も吸収がはやいです。
しかし、よりよいダイブプロフェッショナルになるには、なぜそのような方法を用いるのか考えなければいけませんし、このように本質を追求することで、条件に合わせて、やるべきことの優先順位を判断できるようになります。
参加者全員が、今回のトレーニングでレスキューについてブラッシュアップすることができました。

夕方からは、応急処置のトレーニングです。

私たちの教育機関は分野別に名前が違うのですが、応急処置のトレーニングを行う団体は、First Response Training Internationalという名前です。
新しく設立されたこの教育機関は、ILCOR(International Liaison Committee On Resuscitation:国際蘇生連絡委員会)の基準に準ずる世界最先端の応急処置トレーニング団体です。

この応急処置トレーニングの講師には、SDI TDI First ResponseTraining Internationalのインストラクタートレーナーで大阪のセブンシーズプラネット久保 禎人さん 森内 勇樹さんに担当していただきました。

久保先生は、海外で常に最新の応急処置を学んでいる応急処置のプロフェッショナルです。
・First Response Training Internationalインストラクタートレーナー
・AHA BLSインストラクター
・国際救命救急協会エグザミナー

今回は、コロナ禍における対処法の変化や様々な応急処置器具の紹介と使用法、またダイバーにとって関心の高い溺れ事故の場合にインストラクターはどのように対応すべきかなど、価値ある最新の情報をシェアしていただきました。

ご参加いただいたインストラクターのみなさんの感想をアップいたします。

テクニカルダイビングセンタージャパン 石井隆さん

①インウォータートレーニングについて
今回のように色々な機材やシチュエーションでの作業は勉強になりました。
サイドマウントダイバー同士での要救助者の引き上げ等は練習したことありますが、Wシリンダーダイバーを段階的に停止させての引き上げは初めてでちょっと難しかったです。
今後もこのようなシチュエーションはあると思いますので研究したいと思います。
②FirstResponseトレーニングについて
チームワークでのCPRは考えさせられました。
ダイビングショップさんや現地サービスさん等では既に実施されていると思いますが、ダイバー自身でのこういった作業もセルフダイバーや、私のように人気がないところにシリンダーを自身で持ち込むダイバーは、チームレベルで考えなければならないと思います。
携帯できる電子機器の所持もチームで考えたいと思います。

ダイブプロショップevis  非常勤 Blue Print 青山 直寛さん

①インウォータートレーニングについて
普段シングルで潜ることしかありませんが、ダブルやサイドマウントの人たちと練習する貴重なトレーニング時間でした。
水中での曳航や複数人でのレスキューなど、今までの講習でやってこなかったことを新しく学べました。

②FirstResponseトレーニングについて
ファーストレスポンスについての最新情報や、救助に役立つ機器など知らなかった知識を多く学ぶことが出来ました。
先生方にお手本を見せて頂きましたが、思っていたよりも時間と判断が重要なので練習しておかなければいけないと感じました。

インストラクターのみなさんへ
アップデート講習は、ベテランの方も新人の人も全員が仲間です。
少しは緊張しますが、始まってしまったらクラスメイトみたいなもので、「こうしたほうがいいんじゃないか」とか「あれがいい」など、色々と意見やアイデアを出したり、とてもわきあいあいといった雰囲気です。
ベテランの方の考え方や最新の知識を吸収して、少しでも若手が追い付けるようになる良い機会だと思います。
インストラクターになった後のこの時間がとても大切だと思います。
皆さんも、気軽に参加してください!

フリーランス 黒木誠さん

伊豆ダイビングセンター 吉田敏雄さん

①インウォータートレーニングについて
器材やスーツの違いによる対処方法が確認出来てよかった。
事故者引き上げで体力が落ちていることを痛感し、コロナ禍を理由にサボっていた日々のトレーニングを再開しなくてはならないと自覚した。

②FirstResponseトレーニングについて
パルスオキシメーターを使っての状態の判断方法やコロナ禍での人工呼吸の方法など最新の情報が入手できたと同時に忘れかけていた手順を再確認できてよかった。

伊豆ダイビングスクール 吉田さんがアップデートの様子をYOUTUBEにアップしてくれています。

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